国際興業バスの安全への取組ご紹介【冬季雪上トライアルの実施】
2018年02月19日
国際興業バス安全への取り組みご紹介
~雪上訓練の実施~
いつも国際興業バスをご利用頂きましてありがとうございます。
当社ではバス運行に関して様々な安全への取り組みを行っておりますが、今回はその一つ「冬季雪上トライアル」をご紹介いたします。
当社が運行する夜行高速路線は東北地方と首都圏を結んでおり、早い地域では11月下旬より降雪が始まります。雪道の運転は路面凍結等の危険が多く潜んでおります。当社では冬季期間も安全にご利用いただけるよう、「冬季トライアル」を実施し運転士の技術向上を図っています。なお、本トライアルを受講し、合格した者のみ冬季期間の運転を認めております。
【冬季トライアルスケジュール】
~1日目~
・机上講習
・チェーン脱着訓練(営業所内)
・出庫点呼
・雪道走行
~2日目~
・雪道走行
・チェーン脱着訓練(雪上)
・入庫点呼
・終礼
〇教官による机上講習
★ 雪道走行に必要な知識や注意点、緊急時の車両対応等を様々なケースを想定し、受講生に講義を行います。★
Check!
雪道走行は路面凍結を含め、様々な危険なシーンが潜んでおります。講習を通して、危険分子のトラブルシューティングを行い、どんな状況でも対応出来るように指導しております。
〇チェーン脱着訓練(営業所内)
★営業所内でチェーンの取扱いと着脱の訓練を実施します。教習は当社が誇る指導運転士4名が行います。★
Check!
チェーンはリアタイヤに巻くダブル、フロントタイヤに巻くシングルの2種類があります。ダブルは重量25kg~30kgあり、1つのタイヤにチェーンを装着するのも一苦労です。突然の雪に備え、ここでチェーン巻きのコツを徹底的に学びます。
〇出庫点呼~出発
★机上講習・チェーン脱着訓練を終え、いよいよ実走訓練のスタートです。受講生計10名での点呼を受けて、長野県に向けて出発します。★
Check!
当社では国家資格を有した運行管理者による対面点呼を実施しており、アルコールチェック、健康状態の確認を行い、運転士が安全に運行できる状態かどうか確認します。また、当日の道路状況・天候の共有も行います。
〇高速道路走行~雪道走行訓練
★雪上訓練実施のため長野県に向かいます。車中では指導員が受講生に対し、走行時の注意、運転のアドバイスをお行います。長野県到着後は早速、雪上訓練です。通常の走行の他、急ブレーキをかけてスリップ体験を行い雪上での感覚を養います。★
Check!
【受講生コメント】
「雪上での急ブレーキ経験がなく、スリップを初めて体験しました。その中でもABS(※)を使用した走行を体験し、雪上におけるバスの性質を理解することで正確な運転操作を学べました。」
(※)ABS・・・アンチロック・ブレーキ・システム
滑りやすい道路上で車輪をロックすることによりスリップを低減する装置
〇チェーン脱着訓練(雪上)
★雪上でのチェーン脱着は視界が悪く、氷点下での取付となり、営業所での訓練と同様にはできません。★
Check!
【指導運転士コメント】
「雪の上では手のかじかみがひどく体力の消耗も激しい為、焦ってしまい手順を間違えることがあります。手順を一つ間違えると最初からやり直しとなり、通常の倍以上所要時間がかかります。正確かつスピーディーに対応できるよう繰り返し訓練を行います。」
〇高速道路走行~営業所入庫~入庫点呼~終礼
★無事に入庫し終業点呼、終礼を行いトライアル終了です。終礼では指導運転士より総括が行われます。★
Check!
【受講生コメント】
「トライアルを受講して、改めて雪上走行には多くの危険が潜んでいる事を再認識できた。今回学んだことを忘れずに日々の業務に取り組み、お客様に安心してご乗車頂けるよう励んでいきたい。」
当社では上記のような訓練を毎年実施し、雪道での走行の備えを行っております。
お客様に安心して高速バスをご利用頂ける様、乗務員のレベルアップに今後も努めて参ります。
なお、当社では雪上トライアルの他、様々な安全への取組を行っておりますのでご確認ください。
お客様のご利用を心よりお待ち申し上げております。
~雪上訓練の実施~
いつも国際興業バスをご利用頂きましてありがとうございます。
当社ではバス運行に関して様々な安全への取り組みを行っておりますが、今回はその一つ「冬季雪上トライアル」をご紹介いたします。
当社が運行する夜行高速路線は東北地方と首都圏を結んでおり、早い地域では11月下旬より降雪が始まります。雪道の運転は路面凍結等の危険が多く潜んでおります。当社では冬季期間も安全にご利用いただけるよう、「冬季トライアル」を実施し運転士の技術向上を図っています。なお、本トライアルを受講し、合格した者のみ冬季期間の運転を認めております。
【冬季トライアルスケジュール】
~1日目~
・机上講習
・チェーン脱着訓練(営業所内)
・出庫点呼
・雪道走行
~2日目~
・雪道走行
・チェーン脱着訓練(雪上)
・入庫点呼
・終礼
〇教官による机上講習
★ 雪道走行に必要な知識や注意点、緊急時の車両対応等を様々なケースを想定し、受講生に講義を行います。★
Check!
雪道走行は路面凍結を含め、様々な危険なシーンが潜んでおります。講習を通して、危険分子のトラブルシューティングを行い、どんな状況でも対応出来るように指導しております。
〇チェーン脱着訓練(営業所内)
★営業所内でチェーンの取扱いと着脱の訓練を実施します。教習は当社が誇る指導運転士4名が行います。★
Check!
チェーンはリアタイヤに巻くダブル、フロントタイヤに巻くシングルの2種類があります。ダブルは重量25kg~30kgあり、1つのタイヤにチェーンを装着するのも一苦労です。突然の雪に備え、ここでチェーン巻きのコツを徹底的に学びます。
〇出庫点呼~出発
★机上講習・チェーン脱着訓練を終え、いよいよ実走訓練のスタートです。受講生計10名での点呼を受けて、長野県に向けて出発します。★
Check!
当社では国家資格を有した運行管理者による対面点呼を実施しており、アルコールチェック、健康状態の確認を行い、運転士が安全に運行できる状態かどうか確認します。また、当日の道路状況・天候の共有も行います。
〇高速道路走行~雪道走行訓練
★雪上訓練実施のため長野県に向かいます。車中では指導員が受講生に対し、走行時の注意、運転のアドバイスをお行います。長野県到着後は早速、雪上訓練です。通常の走行の他、急ブレーキをかけてスリップ体験を行い雪上での感覚を養います。★
Check!
【受講生コメント】
「雪上での急ブレーキ経験がなく、スリップを初めて体験しました。その中でもABS(※)を使用した走行を体験し、雪上におけるバスの性質を理解することで正確な運転操作を学べました。」
(※)ABS・・・アンチロック・ブレーキ・システム
滑りやすい道路上で車輪をロックすることによりスリップを低減する装置
〇チェーン脱着訓練(雪上)
★雪上でのチェーン脱着は視界が悪く、氷点下での取付となり、営業所での訓練と同様にはできません。★
Check!
【指導運転士コメント】
「雪の上では手のかじかみがひどく体力の消耗も激しい為、焦ってしまい手順を間違えることがあります。手順を一つ間違えると最初からやり直しとなり、通常の倍以上所要時間がかかります。正確かつスピーディーに対応できるよう繰り返し訓練を行います。」
〇高速道路走行~営業所入庫~入庫点呼~終礼
★無事に入庫し終業点呼、終礼を行いトライアル終了です。終礼では指導運転士より総括が行われます。★
Check!
【受講生コメント】
「トライアルを受講して、改めて雪上走行には多くの危険が潜んでいる事を再認識できた。今回学んだことを忘れずに日々の業務に取り組み、お客様に安心してご乗車頂けるよう励んでいきたい。」
当社では上記のような訓練を毎年実施し、雪道での走行の備えを行っております。
お客様に安心して高速バスをご利用頂ける様、乗務員のレベルアップに今後も努めて参ります。
なお、当社では雪上トライアルの他、様々な安全への取組を行っておりますのでご確認ください。
お客様のご利用を心よりお待ち申し上げております。
※当アカウントは情報配信のみの対応となります。ご了承下さい。